- 作者: リチャードマシスン,Richard Matheson,尾之上浩司
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 1999/04
- メディア: 文庫
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私的にはアンが生まれ変わっちゃった時点でsadエンド。ソウルメイトの位置づけが分からない。
私は、現世でアンとの結びつきが強いことの理由、運命の人的なソウルメイトと読んだけど、
言い表したかった事はもっと根が深いのね。
もうちょっと、前々世のどこぞの国の生を挟んでくれてたら転生の物語として読めたのに、
アンと主人公の個人的な物語になってるからラストの生まれ変わりが納得いかない。
もう「アン」には会えないのに。
大体、主人公が前世での二人を「見た」って表記しかないから、
主人公が輪廻転生を肌で感じて理解したとしても読み手は理解できんっつの。