そして円環はひらく

ただの読んだ本メモ、人が読む用には書いていません

シャッターアイランド

シャッター・アイランド (ハヤカワ・ミステリ文庫)

シャッター・アイランド (ハヤカワ・ミステリ文庫)

結末としては予想通りになったけど、それでも初めから終わりまでぐいぐい引っ張られる本。
ワクワク度MAXの設定が次から次へと出現しまくり♪
孤島、精神病院、謎の失踪、少女の夢、このワードだけでも惹かれるもの。


舞台は孤島。犯罪歴のある患者を収容する精神病院。
そこであるメッセージを残して女性患者が姿を消す。紙にかかれた暗号、ロードオブフォー。
事件の真相を探るため連邦保安官が呼ばれ、捜索するが、この病院は何かがおかしい。
どこからどこまでが真実なのか?医者は何を隠しているのか?


そんな中、保安官のテディは独自の捜索を始める。実は妻を殺した犯人がここに収容されているのだ。
島の捜索ではいくつもの積み石、数字の謎、ほら穴の女など、奇妙な事が次々明らかになる。
「あなたは決してここから出られないの」
…失踪は俺をここへ呼ぶための罠なのか?妻を殺した男はどこに?