そして円環はひらく

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初めの終わり

20世紀SF〈2〉1950年代―初めの終わり (河出文庫)

20世紀SF〈2〉1950年代―初めの終わり (河出文庫)


◆初めの終わり(レイ・ブラッドベリ
一つの時代が終わる郷愁。
どんな宇宙の話を書いても根底に流れる「あの頃地球ではあんな時代があった」っていうノスタルジア。素敵。


◆ひる(ロバート・シェクリイ
バカ将校ー!もうバカー!


◆父さんもどき(フィリップ・K.ディック)
この人はアンソロジーに入るとすごい面白い気がする。
気分の転換にめちゃ効果大。続けて読むとゲップが出そうになるのも
一編として入るとインパクトあって印象が大分違う。


◆終わりの日(リチャード・マシスン
号泣。


◆なんでも箱(ゼナ・ヘンダースン
誰だこれー初読作家でお気に入り。子供の信じる力・見る力って強力な魔力だわな。


◆隣人(クリフォード・D.シマック)
キング好きそ〜キングっぽいー


◆幻影の街(フレデリック・ポール)
ロボットという事実より、箱庭でのお遊戯ってのが虚脱感・・というかブラック。


◆真夜中の祭壇(C.M.コーンブルース
顔に赤い筋の入った若き宇宙飛行士と老人。


◆証言(エリック・フランク・ラッセル)
証人がどんどん出てくる所が笑けた。


◆消失トリック(アルフレッド・ベスター
どんどんエキスパート呼んじゃう将軍萌え。


◆芸術作品(ジェイムズ・ブリッシュ
何かもう既に忘れた。


◆燃える脳(コードウェイナー・スミス
ゴー・キャプテン!


◆たとえ世界を失っても(シオドア・スタージョン
異質だ。でもやっぱ愛の作家だ。宇宙人の同性愛。素敵なラヴァーバード。


◆サム・ホール(ポール・アンダースン
映画的に面白い。