- 作者: 服部まゆみ
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1990/11
- メディア: 文庫
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今作は耽美なキャラクターが登場するけど、何故か嫌味ったらしいだけで酔えない。
あとミステリとして落第点。決着のつけ方が納得いかない。
千秋のアナグラムの件:
”千秋”を普段別の読ませ方するとか、もうひと捻りないと・・・
変な名前で違和感あるとアナグラムかって疑ってしまう。G→Kでは弱いなぁ。
最大の不納得:
太一殺害を不幸な偶然と片付けるのはミステリとして無いだろう。
誰が?どうして?ってさんざん思わせといて、たまたま無関係な強盗でした、みたいな。
伏線としては:
P218”糸越魁”千秋の言うセリフのルビが「いとこし」。一応は張ってる。