そして円環はひらく

ただの読んだ本メモ、人が読む用には書いていません

アマンダの影

アマンダの影 (創元推理文庫)

アマンダの影 (創元推理文庫)

何より猫がー猫がー!
もう可愛くて可愛くてさーあの偏執的なひたむきさが。あくまで愛情じゃないのあれは。執着。


「クリスマスに少女は還る」がかなり面白かったので、
(あれは人にも薦められるタイプの良作だ)
著書を少し遡ることになって読んだ今作。
氷の女王、マロリーシリーズの第2作らしい。


結論を言えばクリスマスに〜がポコンと産まれた秀作だった。
確かにマロリーは少し惹かれる人物像ではあるけど、さほど魅力を感じない。
それでシリーズを読ませるほどでもなし。もちろん事件や救出劇で読ませるほどでもなし。
犯人を追い詰めるドキドキが無いのはわざとか??と思うほど、文章が硬い。
ただ、はー読み終わったー・・という感想。