- 作者: ジャックケッチャム,Jack Ketchum,金子浩
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2005/06/01
- メディア: 文庫
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長編で、進み方が遅い。けど、レイの”爆発へのカウントダウン”が目に見えて数えられて面白い。
まさにスリー・ツー・ワン、Go!!
この殺人者レイは、ハンサムで女を落とすのが超得意。
本当は虚勢を張ったナルシストのチビなのだが、格好いいブーツを上げ底にして隠している。
俺様の言うことを聞かない人間はいない。落とせない女はいない。人生は上々さ。
カウント3<サリー>
デートの誘いを断られ、得意げに見せた本を「それ読んでないでしょ」と見破られる。
意味わかんねーあの女。ふざけやがって。俺完璧じゃねー?
カウント2<キャサリン>
都会育ちで今までと勝手の違う女。
珍しく本気になって夜も眠れずアタフタとするが、結局ヘマをして振られてしまう。
カウント1<ジェニファー>
従順な腰巾着女にまで罵倒されバカにされる。
完全に飼い犬に手を噛まれた。怒りのインジケーターはMAX。さぁ殺戮パーティの始まり♪
犯罪者の人間味がいつもより濃い味な気がする。
※誤植。P229「レイ」→「ティム」
タイトルがイマイチ。まだ「ザ・ロスト」のままの方が良くないか?