- 作者: 仁賀克雄
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2005/03/24
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かなり大物を集めたアンソロジーでした。しかも私の好きな・・・
「なんでも箱」と「かたつむり」以外は初読。捨て作品なし。まさに傑作集。
こおろぎ(リチャード・マシスン)
なんでも箱(ゼナ・ヘンダースン)
それ(シオドア・スタージョン)
ルーシーがいるから(ロバート・ブロック)
その名は悪魔(ヘンリー・カットナー)
埃まみれのゼブラ(クリフォード・D.シマック)
トランク詰めの女(レイ・ブラッドベリ)
裁きの庭(デイヴィッド・イーリイ)
ハリー(ローズマリー・ティンパリー)
かたつむり(パトリシア・ハイスミス)
宇宙怪獣現わる(レイ・ラッセル)
スタージョンの「それ」があんまりかなってくらい、他が楽しくてたまらない話だらけ。
「その名は悪魔」オチがたまらない。拍手したくなるほど綺麗!
「ハリー」が一番お気に入り。ああいう話大好き。
5歳の少女のお友達、ハリー。ただその少年は少女の目にしか見えない。
少女のお遊びか、よくある一時の想像力の賜物か。日増しに存在感の濃くなる”ハリー”に両親は怯え、
存在を突き止めようとするが、そこには思わぬ真実が・・・
- 作者: 西澤保彦
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2006/09/05
- メディア: 文庫
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謎の学校で生活する生徒たち、ここはどこなのか、何のためにここへ来たのか分からない。
何故か皆、ここへ来る途中の記憶の一部を失っている。
そんな中、転入生が現れたことをきっかけに、学校の中の”邪悪なもの”が目覚める…
えーっと、いかにもって感じの「7回死んだ男」の方が面白かった。バカバカしくて。物足りない。