そして円環はひらく

ただの読んだ本メモ、人が読む用には書いていません

【悪を呼ぶ少年】

悪を呼ぶ少年 (角川文庫)

悪を呼ぶ少年 (角川文庫)

キングがホラージャンルに革命を起こす前、らしく
さすがに文章が…淡々と進むというか、ここぞという部分での残酷描写も薄い。
でもそんな事どうでも良い。
何だか切なくて…涙がボロボロ出る訳では無いのに、涙腺がキンと痛くなる。


双子の兄弟、冷酷な兄と天真爛漫で素直な弟。
二人はいつも一緒で、弟は冷酷だが魅力的な兄を慕っている。
父親が死んで母は半病人、おばあさんのアダだけが暖かく見守っている。
そんな中、二人の側で次々と奇妙な事件が起こる。


この作品を何故今まで読まなかったかと言うと、絶版だったから。
先日古本屋巡り(ネット含む)で何冊か欲しかった本を仕入れた。
ブッツアーティ
「階段の悪魔」
「待っていたのは」
「七人の使者」
紀田 順一郎 (編)
「謎の物語」
R・マキャモン
「ブルーワールド」

名作を絶版にするのは本当にやめて欲しいよー。
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少年時代/マキャモン
消失!/中西智明
まだ人間じゃない/ディック
ゴールデン・マン/ディック
悪夢機械/ディック
鴉/麻耶
九百人のお祖母さん/ラファティ
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amazonマーケットで予約してます。
「消失!」を800円てのは虫の良すぎる話か?やっぱり。