そして円環はひらく

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怪奇小説傑作集3

怪奇小説傑作集 3 【新版】 (創元推理文庫)

怪奇小説傑作集 3 【新版】 (創元推理文庫)

昔1・2・5を揃えて、今回気になっていた3巻(英米編)を新装版で購入。
面白かったのはC・ディケンズ「信号手」、A・E・コッパード「アダムとイヴ」。
全体的には1・2(英米編)の方が超有名処が収録されていて面白かった。

特に、1(英米編)
幽霊屋敷       :ブルワー・リットン
エドマンド・オーム卿 :ヘンリー・ジェイムズ
ポインター氏の日録  :M・R・ジェイムズ
猿の手        :W・W・ジェイコブズ
パンの大神      :アーサー・マッケン
いも虫        :E・F・ベンスン
秘書奇譚       :アルジャーノン・ブラックウッド
炎天         :W・F・ハーヴァー
緑茶         :J・S・レ・ファニュ

この収録作品!豪華絢爛。
この中では「炎天」が一番好きかも。中学生の時、試験問題で原文が出てきたのが出会い。
それはもうすごい衝撃で、面白すぎて何度も読み返し、問題解くどころじゃなかった。


2(英米編)には、ハートリイ「ポドロ島」やコリアー「みどりの想い」等など。