- 作者: 恩田陸
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/01/05
- メディア: 単行本
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常野シリーズ第3弾。このシリーズは好きなのでずっと文庫化を楽しみにしていた。
異形のモノ”あれ”が見える体質の一族の話。
人によって違う”あれ”の形がやはり面白い。苺だったり、ボーリングのピンだったり。
こういうの良いな〜キングのIT思い出す。
- 作者: 道尾秀介
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2009/08/20
- メディア: 文庫
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サスペンスとしての説得力はちょっと…と思ったけど(犯人、瓶”いけないもの”の解釈など)
力強い父親と子供の絆が描かれていて中々面白かった。
ただ、主人公以外の人物描写が薄いというか…特に同級生の亜紀が記憶を取り戻した後のご都合主義にカチン。
母親が目の前で死んで、
小さい頃の”悲惨な記憶”を思い出して、
その犯人を間接的に殺して、
またスイカを二人で食べようね、だなんて。なんて平和。
お前どんだけ悟ってんだ。仙人か?