現代短篇の名手たち1 コーパスへの道 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
- 作者: デニス・ルヘイン,加賀山卓朗・他
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2009/07/30
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ただ「グウェンを探して」と次の戯曲「コロナド」は文句なしの面白さ。
グウェンのスピンオフというより、コロナドの方が本筋かな。この2作品は他のものを全て忘れるほどのインパクトだった。
現代短篇の名手たち4 ババ・ホ・テップ (ハヤカワ・ミステリ文庫)
- 作者: ジョー・R・ランズデール,尾之上浩司,尾之上浩司・他
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2009/09/30
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1作品目「親心」こう来るこう来る…きたぁ!という爽快感と、ランズデールってベタなの??っていう不安。
「ステッピン・アウト、一九六八年の夏」趣味悪い…死体になってからあんなに弄んじゃイカン。
「草刈り機を持つ男」面白い。これは是非長編に。もっともっと読みたい。
盲目の男が全く魅力的じゃない所が良い。神に愛される存在でもないのに、彼の行動は(結果として)福音に満たされている。
それが逆に禍々しい。
次の「ハーレクイン・ロマンス〜」も中編ながら中々の読み応え。
「ゴジラの一二段階矯正プログラム」「恐竜ボブのディズニーランド巡り」こういうの大好き。
王道の感覚を少し横道にそれた作風。堂々と楽しむには少し不謹慎な感じがする。うーん異色。